■ kero2fog.com の“fog問題”と、蛙と霧にまつわる深い(風の)蘊蓄
こんにちは、蛙の薬屋さんです。
うちのHP「けろちゃね」、URL は kero2fog.com なんですが――
最近ふと気づいたんです。
「これ、“ケロケロ・フロッグ” じゃなくて、
**“ケロケロ・フォッグ(霧)” になってねえか?」と。
最初は笑い話だったものの、深掘りすると意外な真実が出てきたので、
今日はその**“霧の奥に潜むURLの蘊蓄”**を書いていきます。
■ frog と fog、英語的には“聞き違え御三家”の一つ
英語圏では “r” の発音が曖昧になると frog が fog に聞こえる。
これは英語学習勢の中ではわりと有名な話で、
たとえば以下の発音は初心者キラーとして有名。
- frog(フロッグ)=蛙
- fog(フォッグ)=霧
ネイティブでも早口だと聞き取りにくいことがあり、
英語教師が「蛙の話してたのに霧の話に聞こえる」という例を出すほど。
つまり kero2frog と入れても、脳が勝手に “fog” に補正してもおかしくない。
ミススペルではなく、言語の罠だった……?
■ 実は日本語でも「蛙×霧」は相性が良い
霧(きり)と蛙(かえる)は、日本の昔話でもセットで登場する。
● ① 霧の中の池=“異界の入口”
昔の説話では、霧が立つ池や沼は異界の境界とされ、
そこから「声だけが響く」のが蛙だった。
霧の音のない静けさに、蛙の鳴き声が“境界”を表す象徴だった。
● ② 雨・湿気・繁殖期=蛙の季節
霧が出やすい時期は、蛙が最も活動的な季節と重なる。
日本人にとって 霧の向こうから蛙が現れる構図 は、
実は季節感としても自然なのだ。
こう考えると、
kero2fog(ケロケロ霧)=蛙が霧の向こうから現れる世界
というのも、ありっちゃあり。
■ 欧州では霧は「境界」「神秘」の象徴だった
ケルト神話では、霧はしばしば“他の世界”への入り口だった。
戦士・ドルイド・妖精の登場シーンは霧が演出として使われることも多く、
霧は “現実と非現実の境界” の象徴であり、ミステリアスさの象徴。
これをそのまま けろちゃね に当てはめると、
- 霧 → 未知の世界
- 蛙 → ガイド兼マスコット
- HP → 霧の向こうに広がる蛙ワールド
というファンタジー感のあるブランド解釈が成り立つ。
つまり kero2fog は、欧州神話級の世界観を秘めたドメインなのだ。(言い切り)
■ さらにネット的にも“fog”は強いワード
プログラミング界では以下のような単語に fog が多い。
- fog computing(フォグ・コンピューティング)
→ クラウドの手前で行う処理方式。 - fog effect(ゲーム系の霧エフェクト)
- Fog index(可読性の指標)
“霧”はデジタル文脈でも「曖昧」「境界」「エフェクト」「演出」として
頻繁に登場する。
曖昧で演出的=蛙の世界観に妙に合う。
■ つまり「間違えたドメイン」ではなく「霧と蛙の世界観」だった説
- frog → ただの蛙
- fog → 霧の向こうから蛙が出てくる演出
この“偶然の一致”によって、kero2fog.com は
「霧に包まれたカエル界」
“けろちゃね”の世界観を象徴するドメイン
と、後付けにしては完璧すぎる設定が出来上がってしまった。
■ 結論:
けろちゃねは「霧の向こうの蛙世界」だった。
最初は誤字みたいなミスかもしれない。
でも気がつけば、
霧(fog)と蛙(kero)という“日本と神話とネット文化”が融合した
オンリーワンのドメインになっていた。
これはもう、
“ケロケロ・フォッグ” を極めるしかない。(たまに聴き間違えてフロッグに聞こえるかもしれないしな)
霧の向こうで、今日も社畜蛙は跳ねている。


