　それは「サバゲー」だった。

「新社会人に必要なものは何ですか？」
この質問に、誰もが口をそろえて言うでしょう。

「スーツと名刺と、ビジネスマナーですね！」

…なるほど。たしかに正しい。
でも、それだけで社会を生き残れると思ったら大間違いだ。

🪖 サバゲーは人生の予行演習である。

サバイバルゲーム（通称サバゲー）。　ただの遊びだと思っていませんか？

違います。これは社会を生き抜く術を、全身で学ぶ研修です。
しかも、笑いながら。撃たれながら。土にまみれながら。

社会に出たら、マニュアル通りでは動けません。
前方に現れたのは上司か、取引先か、クレーマーか？
一瞬で判断し、動く。その緊張感はまさにサバゲーと同じ。

「連携プレーが大事です」
それ、聞き飽きましたよね？
でも、無線で味方に情報を伝えなかったら全滅なんです。
サバゲーでは、伝え方ひとつで勝敗が決まる。
自然と“伝える力”が鍛えられるんです。

どんなに偉い人でも、ヒットすれば退場。
ここには“社内ヒエラルキー”はありません。
**「本当に頼れるのは誰か？」**が、フィールドの中で可視化されます。
「言葉よりも、背中で示せ」がサバゲーの掟。

新社会人、最初の壁は「知らないことばかり」「怒られ続ける」こと。
じゃあ撃たせてやろう。サバゲーで。
上司を合法的に撃てる環境は、世界にそんなにありません。
それだけでだいぶ救われる。

「最初は怖かったけど、
“撃たれて学ぶ”のがこんなに楽しいとは思わなかった。
仕事もなんか、ちょっとだけ怖くなくなりました。」

『まるで、戦場のような職場だったので、

銃を持って戦場に出ても違和感がなかったです』

それを本気で学びたいなら――スーツを脱いで、迷彩を着よう。
新社会人にこそ、サバゲーを。