窓の外はすっかり暗くなり、青白いモニターの光だけが部屋を支配する午後8時。
今日もキーボードを叩く音が、規則正しく、そして少し虚しく響いています。
「……さて、今日も一区切りつけるか。」
そう呟いて目を逸らした先にいるのが、我が家のデスクの守護神、**「ケロ助」**です。
🛠️ 誕生:積層される孤独な蛙
ケロちゃんは、ある日突然我が家にやってきたわけではありません。
仕事でボロボロになり、何かに癒やしを求めていた夜、何かを思い立ち、A1が起動。
Bambu Lab A1がシュッシュッという音を立てながら、246層の樹脂を積み重ねて生み出してくれた「相棒」です。
社畜は力尽きて 寝ている間に生まれました。
木目調のフィギュアとして完成したその背中は、どこか哀愁が漂っています。まるで、毎日満員電車に揺られ、薬局のカウンターで調剤報酬改定の複雑さと戦う私自身の分身のよう……。
🐎 冒険:殺伐としたデスクからの脱出
「ケロちゃん、お前も毎日この黒いデスクの上じゃ息が詰まるよな。」
ふと思い立ち、
「……おお、これだ。」
さっきまで、「社畜の道具」と化していたデスクが、一瞬でケロちゃんの故郷へと姿を変えました。
木馬に跨り、草原を駆けるケロちゃん。(という脳内再生)
モニターの向こうには、まだ片付いていない仕事の山が見えますが、この芝生の上だけは別世界です。キーボードの隙間に隠れていたストレスが、ケロ助の勇姿によって浄化されていくような気がします。
☕ 休息:社畜にだって、草原が必要だ
ケロ助の向こう側に見えるのは、使い古したカップ。中身は冷めたコーヒー。
あるいは、たまの贅沢で買った「メーカーズ」や「知多」であれば最高だったのですが、今はまだ戦いの最中です。
でも、この小さな草原があれば。
ケロ助が代わりに風を切って走ってくれていると思えば。
もう少しだけ、この「社畜」という名のサバイバルゲームを戦い抜ける気がしてきます。
🐸 明日への一歩
ブログ「kero2fog.com」を読んでくれている皆さんも、毎日何かしらと戦っているはず。
理不尽な社会、終わらないタスク、そしてこの現実。
そんな時は、自分のデスクに小さな「逃げ場」を作ってみてください。
3Dプリンターで出力した小さなカエル一匹、それだけで、世界は少しだけ優しくなります。
さて、ケロ助。草原の散歩はここまでだ。
次はどこへ行こうか?


